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JOURNALジャーナル

湿った薪の乾燥方法

2022.11.08

CATEGORY : 焚火台について

薪の乾燥が不十分だと、着火するのに時間がかかったり、煙が多く出て目にしみたり、薪が勢いよく爆ぜ火の粉が飛んだりと色々不快な思いをすることがあるかと思います。

実践されている方も多いかとは思いますが、乾燥が不十分な薪は焚き火台や薪ストーブの下に置き“追い乾燥”させることで火付きを良くすることが可能で、キャンプ中に突然の雨や結露で表面が濡れてしまった際にも活用できます。

最初から燃えが悪い湿った薪の場合、細く割った薪から徐々に燃やし火力を安定させつつ、太い薪は“追い乾燥”させある程度乾燥させてから焚き火台に投入することにより状況を改善させることができます。

煙の量や爆ぜ具合は、焚き火で使用する薪や樹木の種類、そしてそれぞれの薪の乾燥度合い(含水率)等々により変化するので一概には言えませんが、この処置を施すことにより火付きも良くなります。

焚き火をしながら、次に投入する薪を焚き火台の熱で“追い乾燥”しておく事でより楽しく安全な焚き火時間を過ごせると思いますのでもし実践されていない方ががいたら一度試してみてください。

※写真はWATSON焚き火台に標準で付属している高さの異なる2種類の脚(9cm & 16cm)のうち、16cmのものを使用し薪を乾燥させるためのより広いスペースを作り出しています。

※薪を詰め込みすぎて薪が焚き火台本体部分に接触している状態だと、焚き火台の外で発火する可能性があり危険ですので注意してください。

※今回使用の焚火台※

Maori Tribal 船出 Mサイズ(黒皮鉄/直径35cm)